こんにちは!晴です。
無印良品の人気商品「体にフィットするソファ」ですが、メーカーはソファ本体を洗うことを推奨していないって、知ってましたか?
まあ、ソファが破れた場合、中に入っている大量のビーズがもれて、大惨事になってしまうので当然でしょうか。
でも、止むに止まれぬ場合もありますよね。
ウチの場合は、飼い猫「オズ」のおしっこの粗相。
本来、ネコはきれい好きなので、決まった場所でトイレをしてくれるんですが、たまーにトイレ以外の場所で、おしっこの粗相(しくじり)をしてしまう事があるんです。
そして、猫のおしっこの臭いは強烈なんですよね。
「罪を恨んで人を憎まず」精神で、ネコを恨むことはありませんが、その強烈な臭いに軽い絶望感を抱いてしまいます。
今回、同じような経験をした方もいらしゃると思うので、「体にフィットするソファー」の効果的な洗濯方法と猫のおしっこの対応策を書いてみました。
メーカーからは禁止されている「体にフィットするソファ」を洗う
前もってお伝えしますが、無印良品は「体にフィットするソファ」を洗うことは推奨していません。
説明書を読んでみると、取り外しできるカバーは洗濯OKだけど、本体は洗っちゃ駄目という表記になっています。
でも、どんなに、おしっこがつた個所を拭き取ったり、ネットで調べた消臭剤を振りかけてみたり、天日干しをしてみましたが、まるで効果はありませんでした。
悪臭をそのままにもできないので、今回、ダメもとで洗ってみました。
■無印良品によると本体の洗濯駄目!日光に干すことを推奨しています。
「体にフィットするソファ」の丸洗い方法
「体にフィットするソファー」本体に詰められている微粒子ビーズは、ポリスチレンというプラスチック樹脂で作られています。
ビーズ自体は水分を吸う素材ではありませんが、とにかく細かく、ソファ内を絶えず移動します。
ピンポイントで洗うことは難しく、洗濯するなら丸洗いするしか方法はありません。
僕が試してみた「体にフィットするソファ」を丸洗いする工程は以下の通りです。
- 一晩、浴槽の水に浸ける
- 浴槽の中でソファを揉み洗いする
- 脱水する(これが大変)
- 乾燥させる(これも大変)
- 仕上げ
1.一晩中、ソファを水に浸ける
このサイズのソファを洗おうと思うと浴室がベストでしょう。
お湯を貯めた浴槽にソファ浸し、一晩、そのまま浸けておきました。
2.ソファを足で揉み洗いする
浴槽の水に浸かったソファを、足踏みを繰り返し、もみ洗いをします。
汚れが吐き出された水を入れ替えながら、水の濁りが無くなるので、足踏みと水の入れ替えを続けます。
しかし、臭いが強烈です。
3.脱水する
脱水作業に移りますが、洗濯機は使えません。
原始的に手や足を使って絞るしかないのですが、大量の水を含んだソファは、大人の僕でも簡単には持ち上げることができないので、浴槽の縁などに引掛け、再度、手や足をつかって脱水してみました。
4.乾燥させる
ソファを乾燥させる工程ですが、この作業が最も難関。
理想は、一日中、太陽が当たる場所に干せればいいのでしょうが、今週は天気も良くない。
なにより、水を吸ったソファを持ち上げられないので、今回は、ユニットバスについている浴室乾燥機をフルに使ってみました。
浴槽の縁に引っ掛けるようにソファを置き、定期的に裏返しながら、湿った部分に熱風があたるようするといいでしょう。
天候や季節に左右されず、確実に乾燥させることができますが、とにかく時間がかかる。我が家では、お風呂に入る時間以外は浴室乾燥をフル活動させましたが、乾くまでに3日ほどかかりました。
また、乾いたと言っても『完璧』というまでには至らず、若干、生乾きの臭いは取れない状態でした。
5.仕上げ
最後の仕上げとして布団乾燥機を使うと上手く行きます。この方法を使うと生乾きの臭いもなくなり、ふっくらと仕上がりました。
■購入したまま押し入れにしまったままだった「布団乾燥機」
ネコのおしっこに対する「体にフィットするソファ」の対策
さて、愛猫から3度もの被害にあった我が家の「体にフィットするソファ」ですが、これではたまらないと、現在は対策を講じています。
ネコが粗相をしてもいいように、ソファ全体をビニルカバーで覆いました。
利用したのは、布団圧縮に利用するビニル袋。
サイズ的にピッタリだったんですが、ソファ本体を布団圧縮用のビニル袋で包み、その後、正規のカバーを掛けます。
これで、見た目はそのままです。
座り心地は、正直、ビーズクッション特有のやわらかなフィット感はなくなってしまいますが、最近ヘタレ気味だったソファが補強されたので、±0って感じでしょうか。
この対策は、ネコを飼うご家庭にはお勧めです。
■布団圧縮用のビニル袋でソファ本体を包む
■上から正規のカバーをかける