マンション暮らしの我が家。
部屋の広さは75㎡、3LDK、4人家族。子供も年々大きくなっています。
限りあるリビングを少しでも広く使いたいと思う方は、多いどころか、ほとんどのマンション居住者の願いだと思ってますが、皆さんはどうでしょうか?
僕も様々な工夫はしています。
まず、物をできるだけ置かないことから始め、家具の配置に気を使ったり、インテリアも明るい色目で統一するなどを実践。
一定の効果を得てますが、視覚的に広くなっても、物理的には限界があります。
でも、ある〇〇方法を使うと物理的にもビングが広くなるといったら、どうでしょうか?
我が家も、その方法を使って、入居から約9年間のマンションライフを楽しんでいます。
こんにちは! 晴です。
僕は『良い住まいは家族を幸せにする』と本気で考えて、本ブログを運営しています。
主には3LDKマンションの過ごし方やインテリアの紹介、仕事上感じたマンションの選び方や資産としての考え方などをお知らせしているブログ(初めての方は下記の記事をクリック下さい)です。
本日は、『限りあるマンションリビングを物理的に広くするには○○を利用しろ!』の記事を紹介しますので、ご覧ください。
物理的にリビングを広く
『どんなに工夫をしても、視覚的には成功しても、物理的な広さまでは変えられるわけがない!』
誰でもそう思うでしょう。
でも、ある方法を使えばそれが可能になります。
その方法は、マンションの『外部』を活用すること。
部屋の広さは増やせませんので、リビングの機能を外に広げるのです。
我が家のリビングの欠点
さて、具体的にリビングを広げる方法をお話しする前に、少し我が家についてお話をさせてください。
さかのぼること、初めて、今のマンションを奥さんと一緒に見学した時、僕には不安がひとつありました。
それは、図面を見ている時からの懸念でもあったのですが、初めて部屋のドアを開けた瞬間、不安は確信に変わりました。
『リビングが狭い』『リビングの長さはいいけど、幅が、奥行きが狭い(浅い)。』僕は、奥さんに悟られないように、心の中で叫びました。
元々、75㎡の部屋にしては間口が広い部屋。
良い間取りであることは間違いなかったのですが、反面、リビングの奥行きが浅くなるのです。
でも、見学している途中で『何とかなる』とひらめきました。それは、僕の側にいた奥さんが発した一言。
「日当たりが良くて、とても景色のいい部屋ね」
実際、マンションの前には大きな建物もなく、視界も広がり、街を一望できる部屋でした。僕はこの妻の一言で、この部屋のインテリアプランが頭のなかで完成したのです。
「この部屋を買って、景色をリビングに取り入れよう」と。
■我が家の間取り。間口はある程度取れていますが、リビングの奥行きが浅いのが欠点なのです。
■我が家からの風景
バルコニーを第2リビングに
「景色をリビングに取り入れる」とはどんな方法だと思いますか?
結論は簡単。バルコニーを使ってリビングを広げるのです。
僕は、戸建住宅の営業からマンション営業に転職した経歴があります。
一戸建では、リビングのはきだし窓の外にウッドデッキを設置して、外への出入りを自由にできる提案をよくしていました。
その際のポイントは、フローリング床と同じ高さに施工すること。
こうすると、ウッドデッキは第2リビングの役割をはたし、視覚的、物理的にも部屋を広くしてくれるのです。
マンションのインテリア的には、バルコニーの床にはタイルなどを敷くケースが多いのですが、僕は迷わず、部屋のフローリングに似たウッドデッキを探し、床の高さと同じ高さに設定、バルコニーに設置することにしました。
すると、視界が広がるのはもちろん、天気の良い日は窓を開けたまま、段差もなく、素足で外にでていけますし、景色を眺めたり、バルコニーでお茶を飲んだり、たまには家族でランチを日の明かりの下でとったりです。
もちろん、毎朝、リビングに掃除機をかけるついでにバルコニーのウッドデッキにも掃除機をかけるという手間はかかりますが・・・(定期的に水拭きもします)。
■床フローリングと同じ高さに設定し、色やウッドデッキの幅、設置方向も合わせました。
樹脂製のウッドデッキ
ちなみに、設置したのは、ただ単なるウッドデッキではなく、樹脂製のものと決めていました。
『樹脂』と表現すれば、聞こえは良いのですが、要はプラスチック。
単なる樹脂製だと安っぽくなるので、天然木を粉末にしたものを混ぜたものを選びました。(商品名はそれぞれですが、結構どこのメーカーさんでも取り扱っています)。
無垢材のウッドデッキは、その素材感や風合いは素晴らしいのですが、施工時がピーク。
バルコニーは、常に直射日光を受け、雨が降りこんでくる非常に環境が厳しい場所。
劣化も早く、2~3年で白く変色し始め、最悪カビ、腐食していきます。
そして、未来の僕はきっと、マメに塗装メンテナンスなんかするはずがないと確信していたので、迷わず樹脂製を選んだのです。
■樹脂系ウッドデッキ
9年後のウッドデッキ
9年前の僕は正しかった。
年数は経っているので、若干の色落ちや汚れはありますが、ウッドデッキの状態は綺麗なまま。カビや腐食している箇所もありませんし、割れやひびもありません。
そして『一度設置したら、そのままメンテナンスフリー。これって最高!』。
DIYが当たり前の欧米人とは違って、僕は住まいを維持管理する意識が低い日本人そのままの思考なのですが、やはり楽なのものは楽なのです。
マンションでウッドデッキのメンテは難しい
元々、メンテナンスやDIYなどをすることは考えなかったのですが、入居後、一度設置したバルコニーを塗り直すことは、マンションでは難しいことを実感しました。
それは、匂いや塗装が飛び散ったりするとお隣さんに迷惑をかけるから。
バルコニーのメンテはもちろん、DIYなんかの塗装塗り(特にスプレー塗装)も、ちょっと難しいのです。
最後の一言
本日は、リビングとバルコニーの関係を記事にさせていただいました。
年数を経って再認識したのが、木+樹脂製ウッドデッキは風合いの良さとメンテナンスフリーで維持管理も楽なこと。
何より、毎日の掃除、たまの水拭きをすると、素足で出れる快適な空間に代わります。気候の良いときは第2のリビングとして使えるのです。
では!
追伸:長男さんと木製スターバックスへ行きました。(中へは入ってませんが・・・)
■木のデザインが印象的なスターバックス。普段着の長男さんをパシャリです。