こんにちは!晴です。
年末に向けて、住宅ローンを支払っている方に送られてくる書類があります。
それは、住宅ローンの残高証明書。
現在、2019年10月30日、我が家にもマンションを購入した際に借りた住宅ローンの残高証明書が届きました。
奥さんは、そこに記載されている残高を見て嘆き、僕はその返済額をみて喜ぶという夫婦で反応が対照的な書類でもあります。
借入時:2010年9月10日 ¥30,000,000円
現在:2019年12月末の予定額 ¥22,972,198円
この数字のとらえ方が夫婦で全く違うのです。
奥さんは『まだ700万円の返済、残高も2300万円も残っている』と考え、僕は『700万円貯められた!そのまま賃貸に住んでいたら、きっと貯められなかっただろうな』と考えるかの違いだと思います。
『700万円貯められた!??』晴さん、ちょっと違うんじゃない!と思う方もいらっしゃるかと思いますが、僕はそう思うのです。
本日は『住宅ローンの残高とマンションの資産性』について考えてみます。
ローン残高700万円の意味
僕たちは、親との同居、もしくは、公務員や銀行員の方などで格安の社宅がある方以外は、何かしらの住居費はかかります。
それが賃貸(家賃)なのか、持ち家(住宅ローン)なのかの違いだけです。
ちなみに、僕は現在のマンションを購入する前は、2LDK・55㎡・家賃9万円の駅からものすごーく遠い賃貸マンションに住んでいました。
もしマンションを購入せず、そのまま住んでいた場合
9万円×12ヵ月×9年間=972万円
これは、2年ごとくる契約更新の費用を除いての計算ですが、最低でも972万円は支払わなくてはなりません。
そして、賃貸ですので、もちろん何も残りません。
その点、分譲マンションはローンの支払いが終われば純粋な資産として残ります。
だから、利息はかかりますが、返済が700万円分完了すれば、自分の資産を700万円分貯めたと僕は考えるのです。
マンション値上がり中の現在
現在、有難いことに、マンション市場は高騰し、僕が購入した時期と比べて、同じ面積でも約1000万円以上値上がりしています。
マンション価格の高騰が続き過ぎていますので、もうそろそろ価格調整時期に入っていると思われますが、現在の肌感覚では、僕の部屋は中古で4200~4500万円位で売却できると考えています。(もちろん、相手があることですから、予想通りにならないかもしれませんが・・。)
もし高値で売れた場合、
4500万円ーローン残高2300万円=2,200万円
(仲介業者への手数料や各種税金等が必要なりますが、仮定の話だと条件付けが難しいので今回は考えないことにします。)
まあ、僕には売却しても次に行くところもなく、現在のマンションも気に入っているので、売却する気はありませんが、万一大きな資金が必要となった場合は心強いものです。(本来は、売るより部屋を貸し出す方を考えたいものですが・・・)
家賃を払いながら貯蓄は難しい
実際のサラリーマンが賃貸の家賃を払いながら、貯蓄するのって結構大変だと思ってますが、皆さんいかがですか?
それなら、早めにローンを組んで、家賃分を返済に回した方がいいと考えます。
マンションは実際住みながら、資産形成ができる有効な方法なのです。
最後に一言
本日は『住宅ローンの残高とマンションの資産性』について考えてみました。
この時期届く住宅ローンの残高証明書も「資産の貯蓄表」だと思えば、楽しくなります。だって、何も残らない家賃を支払っているのではなく、実際、自分の資産に払っているのだから。
そう考えると残高証明書を見るのも楽しくなると思いますが、皆さんどうでしょうか?
僕の場合、完済までまだまだ長いですが、頑張ろうかなと思います。
では!