本ブログでは、僕の家族・住まいについての「マンションのライフスタイル考案」と私の仕事の経験から「失敗しないマンションの選び方」「その他」を、綴ってます。
今回は「その他」についてのお話ですが、初めての方は、本編の記事をご覧いただくと有り難いです。
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こんにちは!晴です。
僕は、奥さんの行動でいつも疑問に思っていたことがありました。
『日曜日だとATMの手数料がかかるから、明日銀行に行ってくるわ』といって、ショッピングモールのATM の前でお金をおろさない奥さん。
明日、わざわざ銀行に行く手間とATMに並ぶ労力を考えたら、今お金をおろした方が効率的なのに・・・僕は心の中でそう思っていました。
これって、夫婦の中ではよくあることじゃないでしょうか?
今回、長期休暇を利用して一週間家事をこなしてみた結果、この疑問に答えがでたので記事にしてみました
突然ですが、一週間専業主夫になりました。
今回、会社から長期休暇をいただいたこともあり、本格的に家事に取り組んでみることにしました。
いままでも、仕事が忙しくなければ、ある程度、掃除や洗濯を手伝い、たまーに食事を作っていた僕ですが、あくまでお手伝いの範囲でした。ですから、本格的な家事は初めてですが、一週間限定の専業主婦になったのです。
食事のタスク「買い物」
さて、主夫になるということは、当然ですが、食事(朝昼夕)も1週間分準備をすることになります。
以前から料理はつくっていた僕ですが、男の料理にありがちな、コストはそれほど考えず、作りたいものをつくるスタイル。
でも一週間の家計を預かる主夫としてはそうはいきません。
コストを気にしながら、食材もやりくりできるものを選ばなければなりませんので、早速近所のスーパーへ。
「じゃがいも一袋150円」
「有機豆腐97円」
まあ、それが高い安いの感覚がいまいち明確ではありませんでしたが、3日分位のメニューを考えて、食材を購入してきました。
以下はこの7日間につくった夕食たちを載せておました。
■1回目の買い出し。1週間で3回くらいスパーに買い出しにいきました。
一日目夕食
■鳥もも肉のステーキトマトソース付。
■トマトソース(玉葱、セロリを炒め、ホールトマトで煮たもの)を大量につくり、次回パスタの為に冷蔵庫へ保管。
2日目朝
■トマトソースの残りを使ったミートソース+チーズパン。ブドウ入りヨーグルト。
2日目夕食
■ルーが足りず、スープ状となったビーフシチュー。サラダ。いまいち。
3日目朝食
■早朝24時間スーパーでルーを購入し、作り直したビーフシチュー。あとパン。やはりルーが足りていればおいしいのです。
3日目夕食
■ジャガイモ、厚切りベーコン、トマト、ホウレンソウ等を入れたスパニッシュオムレツ。下の写真がお好み焼きにしか見えないので、調理工程も載せておきました。
■おかずが、スパニッシュオムレツのみ。レパートリーと材料不足で貧粗な夕食に。みんなごめん。
4日目夕食
■実家からの贈り物が到着。カツオのたたき×2.これは助かりました。
4日目夕食
■救世主であるカツオのたたきがメイン。小松菜と豚肉の炒め物。スナックエンドウ。
5日目夕食
■2日目のビーフシチュー作成時に、具材を大量につくっておいたので、カレーに再利用。この時期、保存期間としてはギリギリと思いましたが、何とかおいしく食べられました。ビーフシチューの失敗から、カレールーを多めに購入。写真はピンボケ。
6日目夕食
■キスの天ぷら、とり天(一部揚げすぎて唐揚げに変貌)、野菜天ぷら、カツオのたたき。時間はかかりましたが、結構豪華にできました。
7日目朝食
■フレンチトースト、チョコが少ないチョコバナナ。
7日目夕食
■卵の甘酢あんかけ、ベーコンとホウレンソウ炒め、昨夜の天ぷら残り
8日目夕食
■黒毛和牛とブランド豚のあいびきハンバーグ。ちょっと昔の癖が出で、有名なお肉屋さんでミンチ肉を買 。やはり、ミンチとはいえ、和牛なので思ったより高かく、思わず半分豚ミンチにしました。おいしかったです。
主夫になっての感想(食事)
主夫になってみた感想ですが、コストを考えず、作りたいものをつくっていたスタイルはもちろん通用しません。
まず食費にかけられる費用がある程度決まっている以上、限られた予算の中で、少しでも多くの食材を揃え、より良いメニューをつくらなければなりません。
ですから、10円20円にこだわり、試行錯誤しながら買い物をすることになりました。
例えば、お肉が特売になっていれば「これだけ安いと他も購入できるから助かるわ」というふうに僕も変わっていったのです。
男性が買い物下手の理由
そもそも男性は買い物下手が多いです。
家や車、時計などの高額なものでなければ、価格にそれほどこだわらない傾向があります。
なぜなら、日常品の購入を判断する機会がほとんどないから。
奥さんに付き合ってスーパーにいったとしても、大体カゴ持ちに徹しますので、予算を考えながら食材を選ぶということは皆無です。
そして、自分の意思で買うものというと、会社近くのコンビニで、お弁当かお茶やコーヒーを選ぶくらい。
オフィスの真ん前にスーパーがあれば別ですが、コーヒーを飲みたいと思えば、場所的に定価で購入するしかありません。
男性はコスト意識が薄い?
例えば、コンビニで定価160円で売られているボトルコーヒーもスーパーなら97円で購入できたとします。
男性は、近くで購入できないので、差額63円を払ってももったいないとは考えません。
でも、これが積もると結構な額になるのです。一ヶ月分に換算すると63円×20日勤務=1,260円となり、年間では1,260円×12ヶ月=15,120円となるのです。
この感覚を男性は分かっていないので買い物が下手なのです。
やりくり上手が多い女性
しかし、彼女たち(主婦)は違います。
なぜなら、毎日考えて買い物をするから鍛えられています。
特にスーパーなどで食材を購入する場合などは、商品のひとつひとつの価格差が少額でも、買い物量が多いので、大きな差がなることを、奥さん達は肌感覚で理解しているのです。
一日100円ほど食材を安く買うことができれば、100円自体の価値は大したことないけれど、年間ベースでは3万6500円も集まることになります。
これだけ儲けることがでけたら、ちょっとしたものも購入できる金額です。
この「積み重ねは大切」という感覚を持っている女性にとって、何度も平気でコンビニATMを利用する僕は、決して許されない行動をしていたんだろうなということを、この度、理解させていただいたのです。
最後
本日は、一週間限定ですが、専業主夫になってみた感想を書きました。
この期間のスーパー通いの経験から、なぜ主婦が10円、100円にこだわるのかが理解できたような気がしました。(違ってたらごめんなさい)
また、限られた予算内でおいしいくて家族の栄養も考えてくれる料理を作ってくれる奥さんには改めて感謝です。
また、僕の洋食中心のレパートリーでパターンも限られるので、なかなか品数を多く作ることができませんでしたが、いつも違ったおかずを3~4品準備してくれる奥さんが正直すごいと感じました。
では!
追伸:子供たちもおやつを手作りしました。
■朝から兄弟で良からぬ相談。手作りパフェをつくってお腹いっぱいデザートをほおばりたいのだそうです。