本ブログでは、僕の家族・住まいについての「マンションのライフスタイル考案」と私の仕事の経験から「失敗しないマンションの選び方」「その他」を、綴ってます。
今回は「マンションのライフスタイル考案」についてのお話ですが、初めての方は、本編の記事をご覧いただくと有り難いです。
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こんにちは! 晴(ハル)です。
さて、書店の専門書を集めた一角には、必ず整理整頓の仕方や片付けのマニュアル本のコーナーが置かれています。
このことからも、多くの方が「部屋が片付け」について高い関心を持っていることが分かりますよね。
でも、片付けのマニュアル本を読んでも、ずーと部屋を綺麗にし続けるって難しくないですか?特に1週間くらいならまだしも、3ヵ月、6ヶ月、1年と長くなればなるほど、綺麗な部屋を維持するのは大変。
「せっかく部屋を綺麗にしても、気づけば部屋が元に戻っている」ってことは、よくあることだと思います。
僕はそうでした。
だからこそ、毎年、表現方法を変えて整理整頓本が出されるのでしょう。そして出版社はまたまた儲かる。きっと、これには、ダイエット本に通じる消費者を釣りあげるビジネススキームが隠されているのだろうと推論できるのです。
本日は、マニュアル本だけを読んでも部屋がきれいにならない理由、上手に活用する方法について考えてみます。
マニュアル本では綺麗にならない!
片付けのマニュアルを読んでも綺麗になりません。
誤解のないようにお伝えすると、本の内容はどれも素晴らしく、役に立つテクニックが掲載されています。では、なぜマニュアル本を読んでも、キレイにならないのでしょうか?
それは、本は特効薬、ドーピングだからです。
本を読むと片付けや掃除のやる気が出ます。でも一時的なもの。
収納情報や心構えなども満載ですが、片付けで最も重要なのは「テクニック」や「やる気」ではなく日々の「メンテナンス」と「継続性」。
本を読んだ直後は学んだ収納テクニックを使ってみたくて、キレイにすることはできます。でもそれも2~3日。僕のように基本自堕落な性格だと本を読んだだけで「やった気」になってしまうことも・・・。
大切なのでしっかりと部屋の維持管理を行うこと。そして、それは毎日の家事と密接に連動しています。
しっかりと家事をこなさなければ、綺麗な部屋を「維持」などできないからです。でも、それって結構、一番難しいことなんですよね。
日常生活は片付かないもの
日々、僕たちの部屋は、生活するだけで部屋は乱れ始めます。
例えば、食事。
料理を作れば、お鍋やフライパンは汚れるし、食事を食べ終われば大量のお皿が残ります。しかも作るのは1時間なのに、食べるのは15分。特に感謝も感想もなく、ご主人さんや子供たちに食べられると「ムッ」としてしまうおまけ付き。
例えば、洗濯。
毎日、家族の汚れた下着や服が溜まります。きっと、ご主人さんと子供たちの靴下や衣類は、丸まったり裏返ったりしているはずです。なぜそうなる!
例えば、郵便物
毎日届くDMや子供たちのお便り・テストはあっという間に溜まります。そんなに学校行事の報告なくても「大丈夫だよ」などとつぶやいてみます。
例えば、掃除。
何もしなくても埃やごみが溜まります。本当に何もしなくてもです。
そして上記のどれかか滞り始めると、部屋は雪崩が起こるかのように、日常生活は大きく乱れていきます。
休日は部屋の復旧・メンテナンスに一日をかけていまい、心身ともに疲れ果てる。→リフレッシュできないまま、月曜日(日常)が始まってしまい、平日の家事も疎かになっていく・・、負の連鎖です。
効率的に見える家事はやめよう
では、しっかり家事をこなすにはどうすればよいのでしょうか?僕は「一見効率的に思われる家事」を否定します。
それは以前、以前まで僕が行っていた家事方法なのですが、以下の通りです。
「一見効率的に思われる家事方法」
1.綺麗な部屋にするという「やる気」が大切だ!
2.家事は、まとめて集中的にするほうが効率的!
3.隙間なく空間をつかい上手に収納する!
どうですか。一見効率的な家事方法に思えませんか?
でも、この方法では綺麗な部屋を維持できませんでした。少なくとも僕は継続ができなかったのです。
やる気に頼らない家事方法
では、今回、お勧めする「やる気に頼らない家事方法」を紹介してみましょう。
1.「やる気」ではなく「習慣化」すること!
2.こまめに、その都度、短時間(5~10分)!
3.工夫して収納しない。苦労するくらいなら捨てる!
1.「やる気」ではなく「習慣化」
マニュアル本を見たり、セミナーを聞いたりすると、確かに、その瞬間「やる気」が出てきて、モチベーションが上がります。でも、長くは持ちませんよね。部屋を綺麗にしたり、家事をするのは、毎日続く「日常生活」なのですから、長続きしないのは当然です。
人間の「やる気」に基ずく行動は、長続きしませんが、唯一継続できる方法があります。
それは「習慣化」することです。
毎日歯を磨くのも「習慣」、毎日学校や会社にでかけるのも「習慣」です。習慣にすると人間は継続できるのです。
そして習慣化するには、ハードルを上げると挫折しますので、短時間・簡単なことを「自分の習慣」にすると良いでしょう。
2.こまめに、その都度、短時間
家事は溜めないことが基本。
例えば、食事
食事が終わった後、シンクの中が、鍋や食器で山盛りだったら、つい洗うのを明日に先延ばししてしまう。そして次の朝、後悔する。
そんな経験ありませんか?
僕は大いに心当たりがあります。
我が家はキッチンに備え付けられている食洗器を使ってますが、食洗器があっても、食器を軽くでも洗っておかないと汚れはきれいに落ちません。
溜まりすぎた洗い物を見ると、「やる気」スイッチが完全にオフになってしまいます。
それを防ぐには、こまめに、その都度家事をすること。5分でいいのです。
食事の準備中は、鍋やフライパンを使い終わった瞬間、その都度洗い、料理を進める。
使い鍋やフライパンを使い終わったばかりだと、まだ余熱が残っていますので、汚れは簡単に短時間(5分)で落ちます。
食べ終わった食器も同様。使った食器もすぐに運び、お湯につけておくと、お米や油汚れも固まらず、簡単に汚れがとれます。
例えば、洗濯
洗面所で洗濯物を何日分も溜めてしまう。休日、何度も洗濯機を回し、大量の洗濯物をベランダに干して、たたみ、タンスに収納する。そしてせっかくの休み
これもよく体験することです。
ちなみに、我が家は4人家族なので、一日あたりの洗濯量は大きなカゴ一杯分です。
でも、僕は空き時間があれば、洗濯かかごが半分位たまった時点で、その都度、洗濯機を回すようにしています。
理由は2つ。
ひとつは、これ位の量なら、洗濯干しも短時間(5分)くらいで簡単だからです。
また、電気代や水道代がもったいないからと言って、洗濯物が溜まるのを待っていては、タイミングを逃す可能性があるから。
コンスタントに洗濯出来れば良いのですが、ローテが一日でも崩れてしまった場合、洗濯ものが直に溜まってしまいます。その時はまた僕の思考もストップしてしまいます。
平日の1日〜2日位は洗濯が滞る日なんて、よくありますよね。溜まる前に家事を前倒しで処理していった方が、後々のリスク管理に備えられるのです。
3.工夫して収納しない。苦労するくらいなら捨てる。
4LDKのマンションでも結構な確率で、ひと部屋は納戸・収納部屋につかっているご家族も多いと思います。このことから分かるように、そもそも狭いマンションでは収納量は足りないのです。
ちなみに、我が家は、ひと部屋を納戸に使うことなどできない3LDK。収納の隅から隅まで利用して、頑張って、頑張って収納するより、思い切って捨てましょう。
使う頻度が低いものは、きっとたくさんあるはず。収納に努力する時間があれば、要らないものを選んで捨てることに時間をつかうのです。
だって、次回からの収納が楽になるのですから。
■物が多いと上手に収納しなければなりません。
■上手に収納することはストレスが溜まります。余裕があれば片付けも楽になります。
最後の一言
今回、ご紹介した家事の効率の考え方ですが、「やる気」ではなく「習慣化」することがポイントであり、また習慣にしやすい方法をご紹介しました。
広い家なら、多少ものを出しっぱなしでも気になりません。
でも、我が家のようなマンション暮らしでは、ちょっとでも物が置かれると部屋が物で溢れるような印象を受けてしまいます。
ですから、常に整理された部屋を維持しなくてはいけませんが、それって結構大変なんですよね。
では!!
追伸:お正月は奥さんの実家(佐賀県)でゆっくりでした。■お正月は奥さんの実家でゆっくりです。2日にみんなで「佐賀維新展」に出かけました。
■佐賀城跡を巡ります。
■あっ、子供たちの写真を撮り忘れてしまった・・・。
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