本ブログでは、僕の家族・住まいについての「マンションのライフスタイル考案」と私の仕事の経験から「失敗しないマンションの選び方」「その他」を、綴ってます。
今回は「その他」についてのお話ですが、初めての方は、本編の記事をご覧いただくと有り難いです。
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こんにちは! 晴(ハル)です。
かの有名なグルメ本「ミシュランガイド」の星の定義は以下の通りだそうです。
ーミシュランガイド星の定義ー
☆☆☆ そのために旅行する価値のある卓越した料理
☆☆ 遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理
☆ そのカテゴリーで特においしい料理
では優れた建築物を見る為に旅行するには、どれくらいの星が必要なのでしょうか?
僕なら☆ひとつでも訪れます。
僕の旅の大きな目的は、素晴らしい建築物を見に行くことです。
まあ、我が家には「パワースポット巡り」が好きな奥さんや、公園・遊園地に行きたい兄弟もいますので、毎回僕の意向で行先が決まるわけではありませんが・・・。
本日は「日本の最も美しい図書館/著:立野井一恵」でも紹介されている武雄市図書館を訪れてみましたので、ご紹介します。
武雄市図書館とは
佐賀県武雄市武雄町にある前身「武雄市立図書館」は、2000年に開館された複合施設です。
図書館業務、蔦屋書店の書物販売業務、スターバックスが販売するカフェが一体となった複合施設で、施設管理・運営自体は民間企業である「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビ二エ・クラブンスが担っているそうです。
民間が図書館を運営するとのことで、様々な批判や意見がだされましたが、僕は単純にその建物のすばらしさを見てみたかったのです。
■GoogleMAPより(佐賀県武雄市武雄町:武雄市図書館)福岡市中心部より約1時間30分
■さあ、武雄市図書館を訪問です。
■兄弟仲良く図書館前でパシャリです。
■いざ、入口を探して
■入口の自動ドアをくぐったら
■武雄市図書館に入場です。うーんカッコイイ!
巨大な本棚アーチ×天窓×書棚迷路
武雄市図書館の建築は、印象的で美しいポイントが3つあります。
・木材をふんだんに使った構造・内装
・大きな天窓
・アーチ状の本棚と書庫の迷路
図書館の主要構造の素材は木材が使われ、天井は大きな梁で支えられています。
カッコいい!
また、内装は本棚が基本となりますが、ポイントで黒鉄をつかっていますので、温もりのある木の素材+シャープな印象を与え、とてもモダンな内装です。
素晴らしい!
天井部分には巨大な天窓が設けられ、前面ガラスとの相乗効果で館内のカフェや販売エリアは、自然光を取り入れられた明るい空間になっています。
美しい!
そして、図書館であれば当然ですが、無数の本棚が館内にあり、その本棚が本館のデザインの顔となっています。
特に印象的なのは、2階部分のアーチ状につくられた本棚。
その圧巻な美しさ。
1階からも見渡せる構造になっており、館内のデザインを大きく印象つけるポイントとなるのです。
また、図書館エリアは本棚で迷路のように区切られ、椅子が一脚置かれている小さなホールから何人も同じ机で本が読めるような大ホールまで大小様々な部屋がつくられています。
とても印象的な間取です。
■2Fから撮影。館内全体図■アーチ状の本棚。美しいの一言です。
■本棚に並べられた書籍は、全て図書館所有の本です。■1階部分の図書エリアは本棚で区切られ迷路のようです。
■大きな天窓。丸くて、大きくて明るいです。
武雄市×蔦屋書店×スターバックス
武雄市図書館は複合施設であり、本を借りて読む人、新刊を購入する人、カフェで会話を楽しむ人、様々な人々が大きな空間に混在しています。
もちろんエリアは分けられ、本を借りて読む人の環境に配慮されていますが、ひとつの大きな空間であることが、この施設のおもしろいところなのです。
一般的な図書館にみられる独特な雰囲気とは、武雄市図書館はちょっと違います。
高齢者のみ本を読み、高校生は席を確保してひたする勉学にいそしむ一般的な図書館の風景。
ハッキリ言ってちょっといびつで元気がないイメージが僕にはあります。
でも、販売エリアでは、新刊や流行している本のあふれる情報、それを選んでいる人達の真剣さ、カフェでくつろぐ人達の笑顔や活気が、空間に力を与えてくるているようです。
同じビルで図書館と本屋さんとカフェが入居しているのではなく、同じ空間に混在していることが素晴らしいのです。
■書店・販売エリア①
■書店・販売エリア②
■スターバックス・カフェコーナー①■スターバックス・カフェコーナー②
武雄市こども図書館
隣接された子供図書館もか見学しましたが素晴らしい建築物でした。
幼児用の絵本や書籍を揃えた建物ですが、子供サイズの椅子・机以外一切置いていません。
通常は親用の椅子も用意するところですが、全くおいていないのです。
親も子供の目線になって本を読み聞かせていまして、まるごと「子供だけの世界」なのです。 ■隣接された子供図書館です。
■全ての椅子・机が子供のサイズに設計され小さい。カワイイ世界なのです。
■小さい子供(幼児)にとっては、全てが夢の国でしょう。
最後に一言
本日は我が家の小旅行のひとコマをご紹介しました。
素晴らしい建築は見る価値があります。
僕の様に観光客として訪れることもありますし、地元の人にとっても誇りのひとつとなりえるのです。
同じようなデザイン・建物ではなくモダンで個性的な建築物が多くなれば世界は素敵なものになります。
では!!
追伸:夏の「子供連れ小旅行」を紹介。(福岡市中心地より車を利用して約1時間30分)
【09:50】武雄図書館到着(無料駐車場が完備されてます)■長女さんも本を借りて夢中で読んでます。
■ムムム、真剣に読んでいるのは「ドラえもん」でした。お父さんも読んでたよ。
【11:30】図書館を退館し、隣の武雄神社へ。歩いて5分の距離も車をつかう晴家
■思ったよりコンパクトな神社でしたので、参拝も楽です。
■「参拝・御朱印集め・パワースポット巡り」奥さんと違って全く興味がありませんが連れまわされる兄弟。パシャリ■武雄神社。参拝を済ませ、最大の目当て「ご神木」を見に行こう!
■いざご神木に会いに
■日本で6番目に大きなご神木(大楠の木)に驚きつつ、おなかも減ってきたことなので、ランチへ
【12:40】ランチ:地元で有名な「餃子会館」へ。■餃子会館。休日・お盆休みということもあり大行列ですが、店員さんの様子をみると慣れたもので、これが当たり前なのでしょう。約40分位待ちました。
ー家族の反応―
・当日37度の炎天下の中、約40分間行列に並ぶ僕。
・冷房の効いた車内で待機していたはずが、あまりの猛暑と直射日光で車の冷房の効きが悪く約40分間イライラした挙句、ケンカを始めた兄弟。
・約40分間後、兄弟のケンカを見かね、SOSのラインをおくる奥さん。
三者三様の時間を過ごしたところで、やっと店内へ。
■餃子会館さんの餃子(2人前※8個×2)僕が慣れた「博多の餃子」は一口サイズ。こちらは一個が大きくボリュームもあり、とてもおいしい餃子をいただきました。一人前450円は安い!
■恐竜展も開催。さすが夏休み
■様々なアトラクションを体験し
■宇宙の勉強もします。閉めは約45分のプラレタリウムで星のお勉強でしたが、晴家の3/4は眠ってしまいました。
【18:00】武雄市科学館を後にし、帰路へ■この季節は田園風景が広がります。
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