本ブログでは、僕の家族・住まいについての「マンションのライフスタイル考案」と私の仕事の経験から「失敗しないマンションの選び方」「その他」を、綴ってます。
今回は「その他」についてのお話ですが、初めての方は、本編の記事をご覧いただくと有り難いです。www.haruru.top
こんにちは! 晴(ハル)です。
よくポストや新聞広告に入れられている建売やマンションなどの不動産広告をみることがあるかと思います。
「この間取りは、ちょっと良くないなあ」「なんでこんなプランをつくるかなあ」と思ったことはありませんか?
僕は、そんな「残念な不動産チラシ(間取り)」を見かけると、無性にモヤモヤします。
「こんなプランだと、きっと、住んでから使いづらいだろうな。同じ面積で、もっと良いプランが描けるのではないか」と・・・。
そして、「残念な不動産チラシ(間取り)」を見かけると、おもむろにペンを取り出して、誰にも頼まれてもいないのに、広告の間取りを、プランニングを始めます。
ブランを考えても、実際に描く人は少ないと思います。
多分ちょっと変態なのでしょう。
ちょっとおかしな趣味なのですが、今回は、ある不動産広告の間取りを再プランニングしましたので、ご紹介しましょう。
■ある不動産広告の間取り(建物30坪の一戸建て)の残念ポイント※2018年6月新築建売プランを抜粋
①対面キッチンにこだわり、中途半端なLDの広さに・・・。
※この間取りで、どうやってダイニングテーブルとソファを置くのだろうと思う「使い方を心配してしまう間取り」となっています。
②食品庫はありますが、変形配置なので、無駄なスペースでは?
※この配置の食品庫は、本当に必要?
③リビング横に洋室がつくられてますが、用途が不明。
※この部屋は何に使うといいのかと考えても、全く思い浮かばず。※まさか、広告に4LDKと表記 にするための部屋なのかも・・・まさかですよね。
④洗面所にリネン庫等の収納がない。
※上記プランだと洗面室の広さは十分ですが、収納がありません。また収納棚(家具)を置けるスペースはありますが、勝手口があるので、動線を干渉します。
なぜか、戸建てのプランは、昔からこの形のプランが多く、スペースがあっても、収納を取りたがりません。いまだに意味不明です。
「再プランニング」のルール
さて、今回、上記の間取りの「再プランニング」をしてみました。
ルールは、ひとつ。
建物自体の広さ自体は変えず、自分が住みたいプランを考えること!
僕の自己満足を満たすためだけの遊びです。
■狭い部屋のプランニングポイント
①対面キッチンは部屋を狭くしますので、ご注意を!
※狭い部屋を広く見せるベストキッチンは、壁付きのI型キッチンかL字型キッチンです。ただし収納量が限られるので、食器棚や食品庫のスペースもしっかり確保しなければなりません。
②家具を置いた動線を想定し、ストレスのないプランをつくろう!
※L字型キッチンを採用し、LD自体のスペースが広げました。
③狭い部屋は、無駄な壁は極力つくらない!
※和室コーナーとし、圧迫感をなくし、動線をスムーズに
④収納は量より、適材適所につくることを心掛けよう!
※詳しくは下図参照
④収納は量ではなく、適材適所につくろう!
A.廊下には、より多くの収納をつくりましょう。
※玄関には奥行のない収納が便利!家族共通の物を収納しましょう。
B.洗面室にも衣類やタオル用収納をつくりましょう。
※贅沢に「洗濯機置場」を独立され、大型の収納を洗面室に設置。(または、洗面室の依頼収納・リネン庫を薄くし、「洗濯機置場」を、コートやカバン置き場収納に変更しても素敵です)
ちなみに浴室のサイズを削って、収納スペースを確保しています。
C.LDKには、PC置き場や書類を整理できるスペースをつくりましょう。
※上記プランだと大型のリビングボードや書斎コーナーが該当します。収納を作らなくても家具を置くスペースは確保しましょう。
<なぜ、プロが使いづらい間取りをつくってしまうのか?
不動屋さんは、建物のプロです。
では、なぜ、そのプロが使いづらい間取りをつくってしまうのでしょうか?
理由のひとつには、敷地や部屋の特性に合わないのに、無理やり「世間のニーズ」を実現しようとすると「?」なプランになりがちです。
一般的な世間のニーズとしては、部屋数タイプは「4LDK」を基本として「対面キッチン」「食品庫」「一坪のお風呂」などのアイテムが人気です。
でも、限られた部屋の広さに合わないのに、人気アイテムを詰め込もうとするから、無理がでるのです。
最後に一言
本日は 「狭い部屋の戸建てプランニング方法!固定観念にとらわれると間取りは失敗する」の記事を紹介しました。
一般的には「対面キッチン」が人気なのは間違いありませんが、全ての間取りにあうとはいえません。
それぞれの敷地・部屋面積に合ったプランをつくることが大切なのです。
では!!
追伸:本日、子供たちをつれ「干潟で遊ぶイベント」に行ってきました。
■子供たちの同伴で「干潟で遊ぶイベント」に参加させていただきました。兄弟でパシャリです。
■天気の良い日で、絶好の「干潟日和」です。
■岩場や干潟で生き物探索中。かニ、貝、エビ、小魚・・・たくさんお生き物が「干潟」に住んでいます。
■「干潟」先生を招いての勉強会。貴重な体験をさせていただき、大変お世話になりました。
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