本ブログでは、僕の家族・住まいについての「マンションのライフスタイル考案」と私の仕事の経験から「失敗しないマンションの選び方」「その他」を、綴ってます。
今回は「その他」についてのお話ですが、初めての方は、本編の記事をご覧いただくと有り難いです。
こんにちは! 晴(ハル)です。
皆さん、遠方への旅行に出かける際は、何の交通機関を使いますか?
飛行機、新幹線、自動車と色々ありますが、小さい子供さんがいらっしゃるご家庭は、移動だけでも大変ですよね。
子供連れだと荷物も多いので、車をお持ちの方は、マイカー移動が最も楽な移動手段ではないでしょうか。
でも、長時間の車移動は、運転も疲れますし、なにより、子供たちが我慢できません。
しかも、普段のドライブの延長のようで、イマイチ旅行っぽくないかも・・・。
そこで「船の旅」などはいかがでしょうか?
本日、紹介する建築物は「大洋フェリー・きたきゅうしゅうⅡ」です。
では「理想の建築旅(大阪↔福岡・大洋フェリー)!定期フェリーは、泳ぐビジネスホテルであります」の記事をご覧ください。
子供連れに最適な旅行
2017年末、晴家では、帰省(高知県)をかねて、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)に旅行を計画しました。
晴家が住んでいる地域(福岡県福岡市)から、大阪のUFJ(大阪府大阪市)までは約615Km(グーグルマップ調べ)、車を利用したら約8時間、新幹線・電車でも4時間かかる距離です。
小さいお子様のいるご家庭は、ご理解いただけると思いますが、子供連れは、なにより荷物が多いのです。
下着、着替え、お菓子、お茶、おもちゃ・・・しかも、彼らは自分では、荷物を運びません。
荷物の持ち運びを考えると、公共交通機関での移動は大変なのです。
また、楽に荷物を運べるマイカーですが、運転手が疲れますし、なにより、子供たちの我慢できません。
「まだ着かないの?いつ着くの?」との子供からの苦情・質問責めのオンパレードになります。
そこで折衷案、車を乗せられるフェリーでの船旅を今回選びました。
選んだフェリーは「大洋フェリー・北九州Ⅱ(下関⇒大阪)」なのです。
【子供連れの旅行のポイント
1.荷物は多くなるが、子供は荷物を持たない |
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2.長時間車での移動は、子供は我慢できない |
3.早朝・深夜の行動が不得意・子供は寝ます |
では、フェリーに会いに行こう
さて、大阪を目指して、福岡市内に住む晴家は、まずマイカーで北九州市下関にあるフェリーターミナルに向かはなくてはなりません。
福岡市内から、都市高速・九州自動車道を利用して、車で約1時間、新門司ICで降りて約15分ほどで、フェリー乗り場に到着です。
「船があったよ!あれに乗るの?」
船を見つけた子供たちのテンションは一気に上がっていきます。
さて、乗船手続きですが、以前、別のフェリーでは、車検証を出したり、手続きに時間がかかった覚えがありましたが、今回、あっという間に終わりました。
事前にネット予約をしていれば、車に乗ったまま、プリントアウトした予約用紙を見せ、係員にバーコードを読み込んでもらうだけ完了です。
ネットって素晴らしい。
■フェリーにはそのまま車で乗り込みます。事前インターネットで出力した予約表があれば窓口で手続き不要!誘導員に予約表のバーコードを読み込んでもらえばOKなので、車でゆっくり過ごせます。
■大洋フェリー窓口。ネット予約以外の方はこちらで受付。車を搬入しないお客様は2階からフェリーに乗り込みます。
出発1時間30分前の18時20分位から、車の搬入が始まり、船内には大体1時間前には乗船できます。
■長男さんとフェリーのコラボ・パシャリ
いざ、フェリーの船内紹介
我が家は、1等個室(和洋室)を借りて、今夜は船で一泊の予定です。
係員の誘導に従って、船内の駐車場に車を停めたら、ついに乗船。出発時刻の1時間以上前から乗船できますので、フロントで部屋の鍵をもらったら、早速部屋、部屋へ向かいます。
また、荷物も、貴重品と今夜の着替えだけ取り出し、あとは車に置いておけますので、身軽の乗船です。
では、ここから写真で船内を紹介します。
■「きたきゅうしゅうⅡ」の案内図。
「大洋フェリー」は、【1便】(17:00⇒翌日5:30)、【2便】(19:40⇒翌日8:30)があります。
2便にあたる「きたきゅうしゅうⅡ」は、先代フェリー「きたきゅうしゅう」の代船として、2015年11月29日に就航した、まだ新しい船で、8層からなる船内は、客室、レストラン、お風呂などが揃っています。
■内装はホワイトとブルーグレーにまとめられて綺麗です。
■展望カウンター:海が眺められます。
■大人の雰囲気の展望ルーム
■キッズルームには巨大なクマのぬいぐるみがお出迎え
■クマを見つけた兄弟。早速登って遊んでます。
船のお部屋を紹介
さて、部屋はシングルベッド2台と和室コーナー(布団一組)の部屋で、基本的な3人部屋ですが、添い寝が出来る幼児なら十分な広さでした。
選んだ部屋にはトイレはありませんが、洗面台が付いているので、洗顔や歯磨きなど、他の人に気を遣うことがないので、奥さんは大喜びです。
どうやら、学生時代、フェリーを利用した奥さんは、大部屋のような寝台室と古い船の悪いイメージがあったらしいのですが、このフェリーの部屋には満足いただけたようです。
■我が家の部屋は7階の個室です。
■簡素なインテリアですが、清潔感もあって船内とは思えない位です。
■いざ、入室1分後の兄弟。ベッドではしゃいでいます。
船内での過ごし方
船内ではレストランに始まり、売店、自販機コーナー、キッズルーム、展望室、大浴場と様々な施設が揃っています。
入船してから、30分も経たず、レストランに向かいましたが、バイキングコーナーには、早くも順番待ちの行列ができており、「出遅れた」と思いながら、早速、僕たちも列に加わりました。
しかし、なぜか、並んでいる人の体がみんな大きく、海外の方ばかり。
お揃いで着ているジャージを見てみると、世界柔道やラグビー選手の団体が乗船しているようです。
「ムムム、レストランに来る時間をズレせばよかったかなあ?」とも思っていましたが、慣れた手つきで係員が行列整理をしているのを見ていると「毎回、これ位混雑するんだろうなあ」と勝手に納得しておきました。
さて、レストランは、ビュッフェ形式で、から揚げなど揚げ物メインの献立でしたので、子供たちは大喜び!
カツオのたたきや煮物などの和食もあり、デザートは控えめなフルーツや盛り放題のソフトクリームなどです。
何とか食事を選んで、僕と奥さんはビールで、子供たちはカルピスで乾杯をしたところで、ちょうど陸を離れだしました。
さよなら九州です。
■ビュッフェ形式のレストラン。山盛りの揚げ物たちです。
■展望浴室。大きな湯船が2つあり、とてもゆっくり出来ました。船で普通にお風呂に入れるのって不思議ですよね。
■海を眺めながらお風呂に入れ、湯船も十分な広さです。景色を眺めながらの朝風呂は最高なのです。
■深夜3時位の航路状況はモニターで確認できます。瀬戸内海を航行中です。
フェリーは「泳ぐビジネスホテル」
さて、舩でゆるりと過ごしている我が家ですが、今更ながら、舩の中で、客室に泊まったり、レストランやお風呂まである環境が不思議です。
こんなものを建造するなんて、「すごいなあ」と素直に関心しつつ、内装の豪華さは、さすがにクルーズ船のように「ホテル」とは呼べませんが、フェリーは「泳ぐ良質なビジネスホテル」と言ったところでしょうか。
「大洋フェリーきたきゅうしゅうⅡ」は建造から約2年ということもあり、新しく奇麗なフェリーでした。
朝の海は絶景です
朝になると、本州と淡路島、四国をつなぐ「鳴門大橋」を見学に、子供たちと甲板に出てみました。
海上から巨大な橋が近づいてくる様は「圧巻」「感動」そのもので、子供たちも大喜びでしたが、ただ、それも5分と、持ちませんでした。
その日は、全国的に寒波に見舞われた日(外2°C)で、とても、とても寒く、そんなに滞在できるものではありません。残念!
さて、そうこうしてると、あっという間に大阪南港に到着。
約12時間30分の船旅でしたが、船内では食事・風呂・宿泊もでき、そのまま車で出かけられるので快適でした。
特に小さいお子様のいるご家族にはお勧めです。
■極寒の甲板。また温かい季節に乗ってみたいと思ってます。
「最後の一言」
本日は、 小さい子供連れ家族の旅行について考えてみました。
飛行機で時間を短縮するのも良いし、電車で景色を眺めながら、旅を楽しむのも良いですかが、この中で「船」を選ぶと、非日常を感じられて楽しい旅になります。
少なくとも子供たちのお世話は楽です。
では!!
追伸:我が家から、大阪までの交通費を比べてみました。参考までに
【新幹線】福岡⇒大阪
大 人 | 1万5110円×2 |
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小 人 | 7550円 |
幼 児 | 無 料 |
合 計 | 3万7770円 |
※所要時間3時間53分(グーグルマップ調べ)
※早朝移動または宿泊が必須
【マイカー】福岡⇒大阪
高速代 | 1万590円 |
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ガソリン代 | 9300円 |
合 計 | 1万9890円 |
※所要時間7時間56分(グーグルマップ調べ)
※宿泊が必須
※ガソリン代は10㎞/リッター・150円単価で計算
【フェリー】福岡⇒下関⇒大阪
大 人 | 1万530円×2 |
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小 人 | 5270円 |
幼 児 | 無 料 |
車持込 | 1万2690円 |
高速代等 | 1850円 |
ガソリン代 | 1200円 |
合計 | 4万2070円 |
シティラインカード会員web 予約🔺8070円を利用の場合は、上記の合計は34000円です。
※1時間12分(グーグルマップ調べ)⇒
下関ターミナル19:50出発⇒翌朝8:30分(12時間40分)大阪南港着
※フェリーは個室(和洋室)・船内宿泊
※ガソリン代は10㎞/リッター・150円単価で計算
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