こんにちは! 晴(ハル)です。
現在、マンション価格は高騰を続けています。
マンション価格の決定の仕方は、大まかに説明すると以下の通り。
「土地価格」+「建築費」+「販売経費」+「利益」=マンション価格
以前、土地価格についてはお話ししましたが「建築費」について考えてみます。
本日は「ますます建築費が高騰?!ゼネコンの本音は『マンションを建築したくない』」の記事をご紹介します。
↓◆以下の本ブログの紹介です。初めての方はぜひ
マンション価格高騰の理由
2017年、マンション価格は数年前と比べと高騰しています。その一つの要因が「建築費高騰」です。
では、なぜ建築費が上昇しているのでしょうか?
建築費の高騰の主な理由は以下の3つ。
1.人件費の高騰(人手不足。法整備の厳格化:職人保険加入義務化等)
2.資材費の高騰(東北震災復興・東京オリンピック等)
3.建築重要が多くマンションを作る必要がない。
建築費高騰は止まらない
今まで建築業界は、海外市況に影響される資材費の高騰は別にして、この10年間以上、建築単価を据え置きするか、または単価の値引きを続けてきました。
デフレだから、当たり前とおっしゃる方もいらっしゃるとは思いますが、ひと昔前のマンションから比べると、マンションに使用する鉄筋の量も倍以上になり、建物の施工品質、管理体制も比べ物にならないほど厳しくなっている中での話です。
つまり「品質が向上」すているのに「価格は下がっている」という状況だったのです。ですから現在の建築費高騰は一時的なものではなく、人手不足の現状では更に費用が上昇するはずです。
将来は、これ以上のマンション価格が当たり前になっているかも知れませんね。
儲からないマンション建設
ゼネコン業界では、マンション建築は利益率が低く、割の合わない仕事だと言われています。
引き渡し後のアフターやクレーム対応が多く、部屋の傷ひとつで呼び出される過度な要求レベルにも悩まされているのです。(断っておきますが、過度な要求をされるのは、ほんの一握りの方ですが・・・。)
ひとつの傷を確認する為に、職人さんの移動時間や拘束時間等、時間と費用がかかります。この過度な要求等もゼネコンさんがマンション建設を敬遠される理由の一つとなるのです。
最後の一言
ゼネコンさんは出来るだけマンション建設よりは、オフィスビル等の他事業を手掛けたいというのが本音です。
もちろん、手抜き工事や欠陥住宅つくることは別問題。でも、私たち消費者もマンションを建ててくれるゼネコンさんがいてこそ、安全な住まいが建つことを忘れてはいけないと思います。
ゼネコンさんに感謝です。
では!
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