こんにちは。晴(ハル)です。
マンションの部屋を検討する際、まず広さや部屋数を決めた上で、その後間取りを選ぶと思います。
では、どんな間取りを選べば良いのでしょうか?迷いますよね。
僕もよくマンション広告に載っている間取りを見ますが「ちょっと、この間取りは使いづらいよねーー」と思うことが結構あります。結構です。
実はどんなに違った間取りであっても、使いづらくなるプランには共通した原因があります。また良い間取りになる要因も共通しているのです。
本日は、優先順位8位「間取り」についての記事を書きますので、ご覧ください。
失敗しないマンションの選び方の優先順位
優先順位1位・「適正な予算をたてること」
優先順位2位・「大手不動産の物件を購入すること」
優先順位3位・「駅からの距離を重視すること」
優先順位4位・「住みたいエリアを探すこと」
優先順位5位・「マンション前建てを気にすること」
優先順位6位・「部屋の広さにこだわること」
優先順位7位・「階高・眺望にこだわること」
優先順位8位・「部屋の間取りにこだわること」
優先順位9位・「向きにこだわること」
優先順位10位「設備にこだわること」
初めてご訪問いただいた方は、下記も記事が、このプログの基礎となる記事なので、良かったらご覧下さい。
驚くほど少ない間取りのパターン
さて本日はマンションの間取りについてです。まず前提となるのは、一般的なマンションの間取りのパターンは驚くほど少ないことを知ってください。
3LDKなら3パターン。4LDKでも4~5パターン位ではないでしょうか。
上記で書きましたが、良くない間取りになってしまう共通の原因は「間口を狭く設計してしまう」ことです。
間口とは、バルコニーまたは外部に接する部分で、この幅が狭いとどんな間取りも窮屈になってしまいます。家具を配置すると、とても使いづらくなるのです。
今から紹介する①②③の間取りのうち、特に①③のプランの間口が狭いと致命的なりますので、ご注意下さい。
3LDKのプラン集(3パターン)
①L字型のLDKプラン
ダイニング横にリビングが配置された間取りで、和室はリビングの奥に併設。最近の主流の間取り。
【メリット】
ダイニングやソファー等の家具が配置しやすいプラン。LDがバルコニーに面しており解放感NO.1です。
【デメリット】
LDが明確に分けられているため、家具を変更しづらい。・間口が狭いとLDの間隔が短くなり家具を置くと極めて窮屈に感じてしまう間取り。このプランは間口が広くないと成立しないので特に注意が必要。
②田の字プラン
縦長のLDKワンフロアー設計。リビングの横に和室が並んで配置された間取り。いわゆる「田の字プラン」。一昔前の主流の間取り。
【メリット】
ワンフロアーなので広く感じる。家具配置の自由度は高い。
【デメリット】
間口がリビング・和室と分けられるため、解放感は①より落ちます。・間口が狭くても比較的つかい方は変わらず過ごせる間取り。
⓷I型のLDKプラン
バルコニーに面した横長のLDKワンフロアー設計。リビングの奥に和室が配置される。対面キッチンなどの場合には勝手口が付けられ、バルコニーに出れる間取りが多い。
【メリット】
勝手口がついていたり、キッチンから直接洗面所に入れたりと家事動線はNo.1です。
【デメリット】
LDKがバルコニーに面しますが、ワイドスパンの部屋でないとLDKの長さが十分取れない。家具配置がしづらい間取り。・間口が狭いとLDの間隔が短くなり家具を置くと窮屈に感じる間取り。最悪ダイニングテーブルを置かなければ広くリビングが使える。
こだわるのはワイドスパンの部屋
さて、上記で間口の狭いプランは駄目だとお話ししましたが、反対の特徴のプランを選ぶと上手くいきます。
それは間口の広い「ワイドスパン」の間取りを選ぶことです。ワイドスパンの部屋にこだわれば、①、②、③全ての間取りが明るくなり、それぞれ間取りのメリットもいかすことができます。
ちなみに「ワイドスパン」という用語は部屋の間口が大きく取れていることを表す言葉。「間口が〇〇m以上がワイドスパンです」という基準はありませんが、個人的には、7m以上の部屋がワイドスパンと言えるでしょう。
ワイドスパン物件のメリット
1.ワイドスパン物件は外部に面する部分が増え、窓を大きくすることができる。
2.家具を余裕をもって配置できる。
3‥廊下の距離が短く、部屋が効率的に設計できる。
4.バルコニーの横幅も面積も広がります。
最後に一言
よい間取りの選び方は「ワイドスパン」にこだわると、きっとご満足いただける部屋に出会えます。
不動産会社が間口が狭いプランを作ってしまうのは、部屋数を確保したいから。例えば間口7.2メートル(ワイドスパン)の部屋を5つ作るより、間口6メートルの部屋を6つ作った方が、部屋数が増えるので儲かるからです。
ご自身がされたい生活をよく思い浮かべた上で、座りたいソファーやダイニングテーブルなどの家具の配置を考え、そのライフスタイルに合った間取りを選んでみるのも良いと思います。
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