こんちには!晴です。
本ブログでは、「失敗しない分譲マンションの選び方」についての情報を、お伝えしております。
さて、部屋の広さが決まったら、次は階数です。
マンションは35階建てのタワー型から5~6階建ての低層型まで、タイプは様々です。予算があれば必ず高層階をご購入下さい。
マンションの部屋の価値は「眺望」だからです。予算が厳しければ、一回り小さい間取りに変更しても、高層階を購入することをお勧めします。
本日は、優先順位7位・「マンションの階高・眺望」についての記事を書きます。
失敗できないマンション購入・優先順位10
優先順位1位・「適正な予算をたてること」
優先順位2位・「大手不動産の物件を購入すること」
優先順位3位・「駅からの距離を重視すること」
優先順位4位・「住みたいエリアを探すこと」
優先順位5位・「マンション前建てを気にすること」
優先順位6位・「部屋の広さにこだわること」
優先順位7位・「階高・眺望にこだわること」
優先順位8位・「部屋の間取りにこだわること」
優先順位9位・「向きのこだわること」
優先順位10位「設備にこだわること」
初めてご訪問いただいた方は、下記も記事が、このプログの基礎となる記事なので、良かったらご覧下さい。
1階が上がると「別の不動産」
マンションを初めて購入する方や、戸建て住まいだった方は、階数にはそれほどこだわらないように見受けられます。でも、騙されたと思って「階数(上層階)」にこだわって下さい。
例え、マンション前に建物がなく日当たりや眺望も変わらない物件でも、低層階と低層階では窓から入る光の量が全く違います。1階異なると約3メートルの階高が異なりますが、1階階数が上がると「別物件」だと言えるほどです。
それほど、階数による眺望や明るさが違います。そして将来、マンション前に建物が建ち、日当たり眺望が遮られるリスクも減少させてくれます。
トランプタワーの価値
ちなみに、アメリカ大統領が所有している「トランプタワー」。隣地ティファニービルの空地権をわざわざ購入して眺望を確保しています。これにより、セントラルパークの眺望が将来的にも阻害されることがなく、ビルの価値を高めています。
日本では「南向き」にはこだわりますが、欧米ほど「眺望」にこだわりません。でも、マンションは「眺望」を重視した物件選びをするべきです。
なぜなら、今後日本の不動産は中古市場にシフトしていくと思われるからです。
実際の部屋を内覧できる中古物件。立地・間取り・価格を前もって確認している検討者が確認するのは、「日当たり」と「眺望」です。
物件の眺望が良ければ、必ず、お客様は気に入ってくれます。
最上階の価値はオンリーワン
ちなみに、購入を検討するマンションで、当然のことですが、最上階はオンリーワンの価値があります。
ある事例では、最上階のマンションの部屋を9500万円で購入し、3年後に1億1000万円で売却した例がありました。これは最上階というオンリーワンの価値があったからです。
私の経験では富裕層ほど高層階にこだわる傾向が高く、気に入った物件があれば、価格は二の次とばかり、高値で売買されます。
最後に一言
価格が許せば、マンションの部屋は高層階を選んでください。
最近では、タワー型マンションの固定資産税が高層階ほど増税されるとニュースになっていましたが、(今まで、固定資産税が同じだったのがおかしかったのですが・・・)管理費・修繕積立金については、部屋面積が同じであれば、2階住戸も35階住戸も同額です。
マンション内で「より価値の高い部屋」を同額の費用で維持ができればお得だと言えるでしょう。