本ブログでは、失敗しない分譲マンションの選び方についての情報をお伝えしてます。
初めてご訪問いただいた方は、下記も記事がこのプログの基礎となる記事なので、良かったらご覧下さい。
こんにちは!晴です。
マンション販売をしていた営業時代、最も欲しい物件のPRポイントは「駅近」でした。
では、いったい駅徒歩何分のマンションが価値が高いのでしょうか?
本日は、データーに学ぶ!駅徒歩何分のマンションなら価値が高いのかを教えます」について記事を書きます。
駅徒歩何分のマンションが価値が高い?
マンションの不動産的特徴は資産性が高いことです。資産性とは「貸したり」「売ったり」しやすいということ。
それは駅から徒歩圏内に住めるという立地的メリットがあるからです。
では、 徒歩何分までの物件が価値が高いのでしょうか?
2010年に発表された下記の資料をご覧ください。
「駅徒歩別平均価格差(70平米換算)」
駅徒歩 新築物件 中古物件
【徒歩01分】 基準 基準
【徒歩02分】 +048万 -156万
【徒歩03分】 +059万 -070万
【徒歩04分】 +010万 -141万
【徒歩05分】 +033万 -238万
【徒歩06分】 +025万 -306万
【徒歩07分】 -086万 -448万
【徒歩08分】 -196万 -378万
【徒歩09分】 -260万 -496万
【徒歩10分】 -426万 -764万
【徒歩11分】 -530万 -820万
【徒歩12分】 -646万 -997万
【徒歩15分】 -876万 -1274万
※[参考]東京カンテイ2010年(首都圏)駅徒歩別価格単価表
駅近は6分以内
上記は、徒歩1分物件を基準とした価格変動の差額を表した資料です。この資料を見ると、新築物件に関しては徒歩6分以内は価格差が小さいことが分かります。
これは、徒歩5分前後の物件は駅近物件として認知されており、新築は価格差をつけなくても売れているという解釈で良いでしょう。
また、徒歩7分を超えると駅が1分遠くなるごとに価格が下がっていきますので、駅近物件の認識は徒歩6分以内と言えるでしょう。
駅距離にシビアな中古
中古物件に関しては、駅からの距離が1分遠くなるごとに明確に価格差がついていきます。
結構シビアです。
もちろん、駅が遠くなると元々の新築物件の価格も安く設定されています。新築時と中古物件の差額の推移を見ても、駅から離れると中古物件は価格が下がって売買されていることが分かります。
最後に一言
駅に近くなればなるほど、マンションの金額は高くなります。欲しいエリアであれば、多少駅から遠くなっても・・・と考えるお気持ちはとても理解できます。
でも、マンションは「住まい」であると同時に「資産」です。
将来的に少しでも高値で売れて、貸せる物件を皆さんに持ってほしいと考えます。
マンションの生命線である「駅近」の条件だけは、妥協せずにマンションを探して下さい。
では!